仙台の長期出張中に千葉のサーバーが何度かフリーズして、うっかりシャットダウンした時は内蔵HDDの電源を監視して電源を再投入するタイマーを作ったんだが、Windowsの更新失敗なんかでフリーズすると再起動する方法が無い。そこで電話回線かインターネットで遠方からサーバーの電源を切ったり入れたりする仕掛けを作りたいとネットを探すと、リレー2個をEthenetで制御すると言う基板が2599円でアマゾンで売っていたので注文してみた。 Hunersty LANイーサネット2ウェイリレーボード遅延スイッチTCP / UDPコントローラーモジュールWEBサーバー ちなみにこれも同じ物。 コントローラーモジュール LANイーサネット高品質2way リレーボード遅延スイッチ DC5V-24V |
しばらくして深圳から届いたのがこれ。取説もCDも付いていないのでびっくりする。 あちこち探し回ってこの基板の使い方を調べたのでメモとして残しておく。 まず電源は、プラグの芯が+で外側が-の5V安定化のACアダプタを使う。 Ethernetでリレー基板とパソコンをつなぐ。リレー基板のデフォルトは192.168.1.100なので、これと通信できるようにする。 この先を結論から書くと、 https://www.amazon.com/ask/questions/asin/B01MRQTFMJ このページのQ&Aに書いてあるように、 https://www.tutuuu.com/download/sr-201-eng.rar これをダウンロードしてrarを解凍する。rarを解凍するアプリが必要だ。解凍時にパスワードを要求されるが、上のページのQ&Aに書いてあるように「www.tutuuu.com」がパスワードだ。 以上で、IPアドレス設定アプリやリレー制御アプリ、サンプルプログラムなどが手に入る。 |
使える。すばらしい。 さらにTelnetで制御する基本的な方法を書いておく。 https://www.uddating.se/2017/05/13/sr-201-network-relay/ 以下の情報はこのページに書いてあった。 |
PuTTYをセットアップする。 |
PuTTYを起動して、リレー基板のデフォルトのIPアドレス192.168.1.100、デフォルトのポート6722を設定して、Telnetを選択して、通信をOpenする。 |
00<改行>を送ると、現在の各ビットの状態を返す。 |
11<改行>を送ると、リレー1をONにする。最初の数字がON/OFF、二番目の数字がリレーの番号だ。 |
21<改行>を送ると、リレー1をOFFにする。 そのほか、 11*<改行> リレー1が短時間ONになる。 11:10<改行>はリレー1が10秒間ONになる。 11:1<改行>はリレー1が1秒間ONになる。時間は1~65535秒が指定できる。 11K<改行>という命令もあって、ローカルスイッチに従うと書いてあるが、私の基板にはローカルスイッチが無い。 などの命令がある。この部分は、 https://www.ruten.com.tw/item/show?21819007695749#info この台湾の通販のページで知った。 肝心のこの基板のメーカーだが、 https://tech.tutuuu.com/sr-201 どうやらここらしい。このページで基板の商品名がSR-201だと知ったんだが、肝心の制御やソフトについての情報がメーカーのページに何もない。 と思ったら、 https://tech.tutuuu.com/sr-201-1ch こっちのリレー1個の商品のページの下のほうには、中国語版の設定アプリや制御アプリ、サンプルプログラムが載っている。でも日本語Windowsで動かすと文字化けしてしまうので、やっぱり上記の英語版が必要なんだ。 |