061105 霧島 えびの高原の紅葉 2/2




不動池から六観音御池へ

 不動池から次の六観音御池まで1.5km。宮崎大学の中国人留学生グループと出会う。

六観音御池1

 紅葉がいちばん美しいといろんなサイトに書いてあった第2の湖、六観音御池。

六観音御池2

 霧島には御池が2つあって、区別するときはこちらを六観音御池と言うらしい。

六観音御池3

 対岸を拡大。

六観音御池4

 険しい小道を降りて水辺に出てみた。

白鳥山北展望台

 白鳥山には登らない予定だったんだけど、先頭集団が間違えて登って、携帯で相談してそのまま登ることにした。登って良かったこの景色。ただ、このまま白鳥山の山頂をまわると帰りが遅くなるので、この北展望台から引き返すことにした。ていうか、実は現地では自分たちが今いる場所が白鳥山山頂だと思ってたんだけど、とにかく引き返して正解だった。

白紫池

 最後の湖、白紫池。現地で白紫池の看板を見て、ここに学生の頃スケートに来たことを思い出した。

白紫池からえびの高原駐車場へ

 えびの高原駐車場は近い。このあたりで誰かが鹿の頭の白骨を拾った。

足湯

 駐車場にある無料の足湯。

えびの高原駐車場から

 駐車場から韓国岳を見る。7時頃帰着。

 ところでえびの高原駐車場、410円で「公衆トイレなどの公園施設の維持管理に使われます」はいいんだけど、入口の誘導が気に入らない。駐車場入口におばさんがいて、満車の間は入口にパイロンを置いて車が入れないようにする。空きが出来たら開ける。それは良いんだけど、その横におじさんがいて「ここに車を止めて待つな。先に進め」と言っている。つまり一列に並んで待つことが出来ないので、車は駐車場周辺を行ったり来たり運転し続けながら、偶然空きが出来た時に前を通りかかった車が入れる、という仕組みなんだ。こんなわけで一度は駐車場の前を通り過ぎざるを得なくなって、Uターンして戻って入口前で止まるとおじさんに「ここで待つな進め」と言われる。「どこで待つんですか」と聞くと、「とにかくここは渋滞するからダメだどこへでも行け」という。「どこで待てばいいか指示してください」とこちらが聞くと「向かいの建物の前で待て」というんだが、そこに行ってみると駐車禁止と書いてあるし、そもそもここでいつまで待っても駐車場の順番は回ってこないんだ。

 何ごとも一列に並ぶことをせず図々しい者が得をするのが鹿児島だが、えびの高原駐車場は21世紀まれに見る典型的な図々しい生き方を奨励する施設だった。私も教えに従って、もう一度その場所を出て駐車場の前まで進み、駐車場が開くまで道路に車を止めて待つことにより自分の時間を節約することが出来た。節約じゃないな、これ以外に駐車場に入る方法がないんだから。後で考えると、あのおじさんは駐車場の番人じゃなくて、隣のバス停の誘導なんじゃないかと思うんだ。そう考えると、彼が乗用車に邪険にする理由も納得できるんだ。



2006年11月5日作成 home pageへ