990729 与論風土記1(往路)


 一親等の先祖が隠棲する鹿児島県大島郡与論町に来ています。船で来ました。与論が沖縄だか外国だかと思ってる人が非常に多いのですが、鹿児島県の本土の南には、屋久島・種子島、三島村十島村、奄美大島、徳之島、沖永良部、与論と並んでいて、その南が沖縄になります。どれくらい遠いかって言うと、どれくらい遠いか分かる地図がめったに無いくらい遠いんです。鹿児島−高松より遠いんです。

与論の地図

なみのうえ

 私には過分な名前のフェリーなみのうえ6千余トン。2等和室で鹿児島−与論が1万6百円。自動車を積むと6万いくらだったかな。

鹿児島新港を出航

 午後6時、鹿児島新港を出航。

開聞岳

 熱帯低気圧が来てるとかで天気が悪い。午後7時半頃、薩摩半島南端の開聞岳を右に見ながら錦江湾を出る。

 屋久島を通過する頃には真っ暗。打ち上げ花火をやっていましたが、写真はありません。

名瀬港を出航

 未明に奄美大島の主邑、名瀬に入港。6時出航。

徳之島港
はっきり見たい人は (640*480)

 午前8時半、徳之島停泊中。凪いでいるようですが、ここまでとこのあとは、降ったり止んだり時化たりしていました。

トビウオ

 トビウオです。羽を振動させて30mほども飛びます。鳥より飛行機に似ています。

クイーンコーラル

 同じ航路を運行しているクイーンコーラルとすれ違う。

与論

 午後1時半頃、父祖の地、与論が見えた。写真の左中程が島の最高峰、琴平神社約100m。そこから写真右端まで、まったく平坦に平地がのびています。

 この後、熱帯低気圧で遅れた別の船が接岸中とかで沖で待たされ、茶花港に下船できたのは午後4時ごろになりました。




1999年7月29日作成 home pageへ