990814 与論風土記3(庭の住人たち)



家がある林

 サトウキビ畑の向こうの林の中に、両親の屋敷がある。ほとんどの台風が与論付近を通るので、家を樹木で囲むのが地元の知恵。海の中の小さな地面ですから、夏はあまり暑くありません。

ヤモリ

 家の中をうろうろしている爬虫類。彼らの特等席は、夜の網戸の外側らしい。

アオカナヘビ

 庭の住人アオカナヘビ。他にハーバートカゲとおぼしき尻尾が青いトカゲが、玄関の下の隙間から出たり入ったりしていた。

不明

 図鑑で調べるのを忘れていた。他にバッタ、コオロギなど。

アカトンボ

 7月末に平地にアカトンボが居る。与論には山がないからしょうがないんですね。他に、池の上空にトンボ各種。

クモ

 毎日、新しい場所に巣を張っている巨大なクモ。目の前の空中をよく見て歩かないと、ギャア!ってことになる。

ヒョウタン

 高松からはるばる運んだヒョウタンの苗。元気でやってるかな?

ハイビスカスとクロアゲハ

 庭のハイビスカスの木にはいろんな蝶が来る。これはクロアゲハ。<

オカヤドカリ

 池からタニシの殻を背負って上がってきたオカヤドカリ。水中で暮らす動物ではないので、殻を探していたんでしょう。他に池の住人は、ヤゴ、ゲンゴロウ、おたまじゃくし。

オカヤドカリとノートパソコン

 おとなのオカヤドカリ。アメリカザリガニぐらいの大きさになります。背負っている殻は、与論では10年以上前に駆除され尽くしたアフリカマイマイの殻です。

 オカヤドカリは淡水の、というより多雨の陸上のヤドカリです。夜、庭に出ると、そこここでかさかさ音がする。懐中電灯で照らすと彼らが居る。大きい奴は乾燥している場所に一人で居ます。小さい連中は、池の排水口などじくじくした場所に集まっています。




1999年8月14日作成 home pageへ