990815 与論風土記4(土地) 1/2


 与論は、2枚の平板で出来ています。まず一枚目は、皿のような丸い平板がわずかに傾き、琴平神社を最高峰として島の2/3をなしています。残りの1/3の平板は、琴平神社の崖の下に水平に置かれています。

琴平神社
はっきり見たい人は (640*480)

 与論の最高峰、琴平神社(約100m)。観光地図では城(ぐすく)跡とされています。ぐすくとは城の琉球語。琉球統一以前の三山時代、琉球北山の次男がここに城館を築こうとしたとやら。

琴平神社から崖下の眺め
はっきり見たい人は (640*480)

 琴平神社から西方の崖下の眺め。つまり残り1/3の平板です。耕地のほとんどはサトウキビ畑。海中に帯状に波立っているのは環礁で、この内側は波が穏やか。当日熱帯低気圧で立っていられないような強風でした。

城の周囲

 城の周囲の家並みは、特に石垣が立派です。与論の山の手です。石垣の色は珊瑚礁の島の特徴ですね。<

茶花

 与論の主邑、茶花(ちゃばな)のメインストリート。島の西端です。

信号機

 与論唯一の信号機。朝のラッシュ時のみ動作して、日中は赤と黄色が点滅しています。

茶花港

 茶花港の漁船の船だまり。私が小学校の頃、千余トンのあまみ丸が接岸出来る港がなかったので、沖の貨客船と港の間をはしけが往復していました。現在は、ここに隣接して大型船の埠頭があります。飛行場もあります。でも、台風が続くと野菜とパンがなくなるというのは、昔と変わらないようです。

 釣り道具も持っていったのですが、泳ぐ方が忙しくて釣りの方はパス。

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1999年8月15日作成 home pageへ