991006 香川風土記1



庵治港1
はっきり見たい人は (640*480)

 高松市の東隣の庵治町の漁港。もちろん釣り場として調査したときに撮りました。遠景は屋島。

庵治港2
はっきり見たい人は (640*480)

 同じく庵治港。しかし、ここでは今まで釣果がない。

高松港
はっきり見たい人は (640*480)

 98年秋の高松港の日曜の夕方。この日、ふぐとボラばかり釣れて、通りかかったおじさんにまで、いたく同情された

 ボラは、条件によってうまい、という人が居る。多分そうなのだろうけれど、私には、子供の頃に与論で釣ったボラの不味かった記憶が強烈なので、あの、棍棒のような体や黄色い目を見るだけで、触るのも気色悪い。うちの家族は金バリで釣った切手ぐらいの熱帯魚を味噌汁に入れて食ってしまうような連中なのだが、あのボラだけは泥臭くて、誰も一口以上食えなかった。高松で港を散歩すると、ボラが海草にたかっているのをよく見る。与論は珊瑚の海であって海草という物を見ないから、思うに餌によって美味いボラと食えないボラが別れるのだと思う。ちなみにボラはゴカイ類に興味を示さず、オキアミでは釣れる。

 鹿児島の夕方の空というのは、昼と夜、青空と雲が、音を立ててせめぎ合っているような感じがある。他方、香川の日暮れは、空全体がオレンジなりピンクなりに一様に染まって穏やかです。あくまででも私の印象です。




1999年10月6日作成 home pageへ