011218 おそまきながらADSL



 PC-VAN以来の年長の友人とチャットで話して、私もADSLフレッツにしようかなーと言う気を起こした。費用がISDNとあまり変わらないことは知っていたのですが、元来の保守的な性格と、乗り換えの面倒くささとで、踏み切れずにいたのでした。同時に、従来のBiglobeTikitikiの契約についても再検討した。

 まず、Biglobeを通してNTTにフレッツADSLを申し込む。現在は仕事場の電話とFAXをフレッツISDNとしているが、これはISDNのままフレッツ契約だけやめる。仕事場の電話とFAXをアナログに戻すと、2回線分の基本料金がISDNより高くなるからだ。同じ建家にある自宅用電話をADSLにして、そこから仕事場まで自分で10BASE-Tを配線するつもりです。これでNTTのフレッツISDN利用料月2520円が無くなり、代わりにフレッツADSL利用料月2610円が発生する。

 アナログ回線では使い放題で年12000円という安さが売りのTikitikiですが、ISDNフレッツでは年15000円、ADSLでは年20000円と、Biglobeとあまり変わらなくなる。値段が同じとなると、Biglobeに比べてTikitikiのサービスは貧弱なので、Tikitikiの契約をどうしようかと考えてしまいます。具体的には、Biglobeのメールアカウントはローミング可能で、国内や海外の他のプロバイダで接続してBiglobeアカウントのメールを送信できるが、Tikitikiのメールを送るにはTikitiのアクセスポイントに接続する必要がある。また、Biglobeではカラオケキングや通信販売のコンテンツの料金引き落としができるが、Tikitikiではこのようなサービスはほとんど受けられない。ホームページの容量やCGIの使い方などでも、Tikitikiには制限が多い。しかし、私としてはTikitikiのホームページとメールアドレスをすでに使っているので、これは残したい。そこで、従来「TikitikiフレッツISDN対応コース」(年15000円)だったものを、1月27日の契約更改から「Tikiコミ3」(月950円)という接続と電話料金が3時間分だけ含まれたアナログ回線のコースに変更することにした。

 Biglobeは、アナログでもISDNでもADSLでも、月2000円で使い放題は変わらない。しかし「フレッツADSLコース」というアナログ回線が使い放題じゃないコースを選ぶと、最初の6ヶ月が月500円でその後も1780円と安い。国内の長期出張が有ったとしてもBiglobeはコースを変えることも簡単なので、とりあえず「フレッツADSLコース」を選んだ。

 というわけで、今日、Tikitikiのコース変更と、Biglobeを通してNTTフレッツADSLの申し込みをした。来年ですね、工事は。

相手先従来今後
TikitikiTikitikiフレッツISDN対応
(年15000円)
Tikiコミ3 (月950円)
Biglobe使い放題 (月2000円)フレッツADSL
(6ヶ月500円その後1780円)
NTTフレッツISDN (月2520円)フレッツADSL (月2610円)
月の経費5770円5340円 (6ヶ月4060円)

 2001年12月25日追記。NTTから電話が来た。1月10日に工事。LANタイプのモデム(440円/月)とスプリッタ(50円/月)1個をレンタル。不明の点は0120-248-995に電話。

 2001年12月28日追記。スプリッタ到着。早速とりつけようとしたが、自宅のネジ止め式ローゼットには繋がらなかった。まずローゼットをモジュラに交換する必要がある。後日。

 2001年12月30日追記。モデム到着。接続キット(プログラムCD)は入っていない。

 2002年1月7日追記。「フレッツ接続ツール」到着。Biglobeの契約を「使い放題」から「フレッツADSL」にオンラインで変更。コース変更は翌月から有効と書いてあるので、1月中はADSL使えないな、と思ったら、ちゃんと画面上で、現行の「使い放題」に「ADSLオプション」を付加するようにメニューがあり、こちらは手続きの直後からADSLが使える仕組みになっていた。さすがにBiglobeは大手だけあって合理的に出来ている(文句言う奴が多いからね)。TikiTikiでは万事こうは行きません。TikiTikiの手続きは去年済ませたのだが、自社のホームページの記載と違って1月からコースが変わるという返事があった。ADSLがすぐに接続できない場合、TikiTikiでISDNに繋ごうと考えていたので、メールで文句を言って、前回の年契約日(1月20日頃だったかな)までISDNが使えるようにしてもらった。私がわがままを言ったのではない。TikiTikiのホームページに、そう書いてある。

 2002年1月10日追記。ADSLが開通したが、私の3台のコンピュータでどれを使っても安定に接続できない。3台とは、P54-166(80MB),MMX200(128MB),K6-2-300(256MB)と、みごとに古いのですが、困った。症状は、IDの承認まではすばやく動作するが、接続した後で1フレーム送るのに異常に時間がかかる。20秒で1フレームとか。気が向いたらADSLらしい速度で転送するが、また10分ぐらい経つと遅くなったりする。NTTのHPを見ると、フレッツ接続ツールの動作環境はPentium2以上で、コンピュータとの相性があると書いてある。仕方なくMMX200にWindowsXPをセットアップしてフレッツ接続ツールを使わず、Windowsの機能のみで接続したら、安定に繋がった。

 2002年1月19日追記。フリーソフトのPPPoeを見つけてWindows98にインストールしたところ、安定に接続できた。サーバーをWindows98に戻す。これについては項目を換えて「古いパソコンでADSL」に書くことにする。



2001年12月18日作成 home pageへ