020131 ThinkPad600にWindows98中文版をセットアップ



 IBMのThinkPad600にWindows98中文版をセットアップしたので紹介します。Windows中文版と日本語Windowsのセットアップの違いは、単にドライバのプロパティやプログラムの操作上で日本語が表示出来ないため、すべて英語版のドライバを使用する点です。IBMのThinkPadはweb上に日本語・英語のドライバ類がよく準備されているため、自力で別言語のWindowsをセットアップすることが出来ます。日本語以外のWindowsのセットアップはすべてこの項を参考にドライバをそろえることが出来るはずですので、参考にしてください。

 はじめに、thinkPad600用の英語版ドライバの一覧はここにあります。
http://www.pc.ibm.com/qtechinfo/DSHY-3TLQ2L.html

【領域削除】

1)Windows98 CDを挿入して電源を入れる。
2)「2.Boot from CD-ROM」を選ぶ。放置するとHDDから起動してしまうので目を離さないこと。このメニューが出ない場合はBiosSetupでCD起動を設定する必要がある。
3)「2.Start computer with CD-ROM support」を選ぶ。
4)「FDISK」と打つ
5)「Do you wish to enable large disk support (Y/N)」でY
6)「3.Delete partition or Logical DOS drive」を選ぶ
7)「1.Delete Primary DOS Partition」を選ぶ
8)「What primary partition do you want to delete」で1を選ぶ
9)「Enter Volume Label」は空白のままEnter
10)「Are you sure (Y/N)」でY
11)「Press Esc to continue」でEscキーを押す
12)「4.Display partition infomation」を選ぶ
13)「No partition defined」と表示されれば、領域削除は終わり。領域が残っている場合は、6)に戻って、すべて削除する。
14)「Press Esc to continue」でEscキーを押す
15)「Press Esc to exit FDISK」でEscキーを押す
16)「Press Esc to exit FDISK」でEscキーを押す

【Windows98 セットアップ】

1)Windows98 CDを挿入して電源を入れる。
2)「2.Boot from CD-ROM」を選ぶ。放置するとHDDから起動してしまうので目を離さないこと。
3)「1.Start Windows 98 setup from CD-ROM」を選ぶ。
4)「To continue with Setup, press ENTER」でEnterを押す
5)「Configure unallocated disk space (recommended)」を選ぶ
6)「Yes, enable large disk support」を選ぶ
7)「To continue, press ENTER」でEnterを押す
8)自動的に再起動する。
9)「2.Boot from CD-ROM」を選ぶ。放置するとHDDから起動してしまうので目を離さないこと。
10)「1.Start Windows 98 setup from CD-ROM」を選ぶ。
11)自動的にハードディスクのフォーマットを行う
12)「To continue, press ENTER. To quit Setup, press ESC」でEnter
13)スキャンディスクを自動的に実行する。
16)「継続」ボタンを押す
17)「C:\WINDOWS」を選び「下一歩」ボタンを押す。
18)「典型」を選び「下一歩」ボタンを押す。後で容易に変更できる。
19)「安装最常用的組件」を選び「下一歩」ボタンを押す。後で容易に変更できる。
20)計算机名、工作組名を適当につけて「下一歩」ボタンを押す。後で容易に変更できる。
21)「中国」を選び「下一歩」ボタンを押す。
22)「開始複制文件」で「下一歩」ボタンを押す。
23)自動的に再起動する
24)「1.Boot from Hard Disk」を選ぶ。または放置しておけば自動的に次に進む。
25)「姓名」に名前を入れて「下一歩」ボタンを押す。公司は必須ではない。後で変更する方法もあるが、変更の必要がないように入れるのが望ましい。
26)「接受」を選択して「下一歩」ボタン。
27)プロダクトキー(xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx)を入れ「下一歩」ボタン。
28)「完成」ボタン
29)「正在使用PC(card)・・・安装Windows?」で「否」を選び「下一歩」ボタン
30)「要査看系統文件,然后・・・関閉駆動程序(口馬)?」で「否」を選び「下一歩」ボタン
31)「完成」ボタン
32)自動的に再起動する。
33)「1.Boot from Hard Disk」を選ぶ。または放置しておけば自動的に次に進む。
34)「日期/時間 属性」で「北京」を選んで「関閉」ボタンを押す。アプリケーションの中に言語の判断にこれを見ているものがあったような気がする。日本で使う場合も、北京を選んだ方が無難かもしれない。
35)自動的に再起動する。
36)「1.Boot from Hard Disk」を選ぶ。または放置しておけば自動的に次に進む。
37)「密(石馬)」は空白のままで「確定」ボタンを押す。
38)Windowsが起動する。「毎次Windows98起動時顕示此?幕」のチェックをはずし、閉じるボタンを押す。
39)チャンネルバーの閉じるボタンを押し、「是否在下次重新起動計算机時顕示????」で「否」ボタンを押す。
40)我的電脳を開き、メニューバーの「査看」の「文献??項」を開く。「査看」タブを選び、「隠蔵己知文件類型的拡展名」のチェックをはずし、「隠蔵文献」カテゴリーの「顕示所有文件」を選び、「確定」ボタンを押す。

以上でとりあえずWindows98のセットアップが終わる。この時点でthinkPad600固有のドライバプログラムが不足している。割り込みの衝突によりWindowsを正常に終了できないかもしれない。

【ThinkPad ユーティリティー】

1)http://www.pc.ibm.com/qtechinfo/MIGR-4ZFRG3.html
に行き、uttpcw32.exe をダウンロードする。
2)ThinkPad600に上記のファイルをコピーする
3)ダブルクリックして起動する。
4)「下一歩」ボタンを2回押す。
5)「C:\DRIVERS\W9x\UTILITY」と入力された状態で「完成」ボタンを押す。
6)「The specified output folder does not exist. Create it?」「是」ボタンを押す。
7)「The package has been delivered successfully」に「確定」ボタンを押す。
8)C:\DRIVERS\W9x\UTILITYフォルダの中のsetup.exeをダブルクリックで起動する。
9)「Next」ボタンを4回を押す。
10)「Yes,I want to restart my computer now.」を選んで「Finish」ボタンを押す。

【電源OFF障害・フロッピディスク障害の解消】

控制面板の「ThinkPad Configration」を開き、Infraredを「Disable」にして、再起動する。割り込みの衝突が原因であるらしい。

【ビデオサポート】

1)http://www-1.ibm.com/support/manager.wss?rs=0&rt
=0&org=psg&doc=BBOD-3HHRYY
に行き、vftpi89m.exeをダウンロードする。
2)ThinkPad600に上記のファイルをコピーする
3)vftpi89m.exeをダブルクリックで起動し、「下一歩」ボタンを2回押す。 4)「C:\DRIVERS\W9X\DISPLAY」と入力された状態で「完成」ボタンを押す。 5)「The specified output does not exist. Create it?」に「是」ボタンを押す。 6)「The package has been delivered successfilly」に「確定」ボタンを押す。 7)「控制面板」の「顕示」を開き、「設置」タブを選び、「高級」ボタンを押す。
5)「造配器」タブを選び、「更改」ボタンを押す。
6)「此向尋捜索下列設?的昇級駆動程序」で「下一歩」ボタン
7)「捜索比当前設?使用的駆動程序更好的駆動程序」を選び、「下一歩」ボタン。
8)「指定位置」だけをチェックして、「C:\DRIVERS\W9X\DISPLAY」フォルダを指定する。「閲覧」ボタンを使う場合は「A:」の状態で「閲覧」ボタンを押さないこと。フリーズする場合がある。「C:」などに変更した後で「閲覧」ボタンを押す。フォルダを指定したら「次へ」ボタン。
9)「昇級駆動程序 NeoMagicMagicGraph128DX」を選択して「下一歩」ボタン。
10)「Windows 駆動程序捜索設?: NeoMagicMagicGraph128DX」で「下一歩」ボタン。
11)「NeoMagicMagicGraph128DX」で「完成」ボタン
12)「現在重新自動計算机(口馬)?」で「是」ボタン

【内蔵モデムのドライバ】

1)http://www.pc.ibm.com/qtechinfo/DSHY-3ZBVUV.html に行き、acpcw32.exe をダウンロードする。
2)ThinkPad600に上記のファイルをコピーする。
3)acpcw32.exe をダブルクリックで起動し、「下一歩」ボタンを2回押す。
4)「C:\DRIVERS\WIN\MODEM」と入力された状態で「完成」ボタンを押す。
5)「The specified output does not exist. Create it?」に「是」ボタンを押す。
6)「The package has been delivered successfilly」に「確定」ボタンを押す。
7)C:\DRIVERS\WIN\MODEM\DISK1フォルダのSetup.exeをダブルクリックで起動する。
8)「此向尋捜索・・・駆動程序」で「下一歩」ボタン。
9)「捜索設?的最新駆動程序」を選択して「下一歩」ボタン
10)「指定位置」だけをチェックして、「閲覧」ボタンを使ってC:\DRIVERS\WIN\MODEM\DISK1フォルダを指定して「下一歩」ボタンを押す。
9)「Windows 駆動程序捜索設?: ThinkPad Digital Signal Processor」で「下一歩」ボタン。
10)「請挿入・・・ThinkPad Modem Diskette 2 的磁盆・・・」で「確定」ボタンを押す。
11)「複製文件」に「C:\DRIVERS\WIN\MODEM\DISK2」を入力して「確定」ボタンを押す。
12)「ThinkPad Digital Signal Processor」で「完成」ボタン

【トラックポイントドライバ】

1)http://www.pc.ibm.com/qtechinfo/DSHY-3PWQT4.html?lang=
en_US&page=brand&brand=root&doctype=&subtype=Cat&up=
unknownuser1004106089
に行き、trackptw.exe をダウンロードする。
2)ThinkPad600に上記のファイルをコピーする
3)ダブルクリックで起動し、「下一歩」ボタンを2回押す。
4)「C:\DRIVERS\WIN\TPOINT」と入力された状態で「完成」ボタンを押す。
5)「The specified output folder does not exist. Create it?」に「是」ボタンを押す。
6)「The package has been delivered successfully」に「確定」ボタンを押す。
7)「控制面板」の「系統」を開き「設?管理器」タブを選ぶ。
8)「鼠標」カテゴリーをダブルクリックして、「PS/2兼容型鼠標端口」をダブルクリックして属性を開く。
9)「駆動程序」タブを選び、「昇級駆動程序」ボタンを押す。
10)「下一歩」ボタンを押す。
11)「捜索比当前・・・」を選択して「下一歩」ボタンを押す。
12)「指定位置」だけをチェックして「C:\DRIVERS\WIN\TPOINT」を入力して「下一歩」ボタンを押す。
13)「Windows駆動程序捜索設?: IBM PS/2 TrackPoint」に「下一歩」ボタンを押す。
14)「完成」ボタンを押す。
15)「要設置新設?,・・・」に「是」ボタンを押す。

【オーディオ・サポート・ディスケット】

1)http://www.pc.ibm.com/qtechinfo/BBOD-3HJLDH.html に行き、aftprw95.exeをダウンロードする。
2)ThinkPad600に上記のファイルをコピーする
3)ダブルクリックで起動し、「下一歩」ボタンを2回押す。
4)「C:\DRIVERS\W9X\AUDIO」と入力された状態で「完成」ボタンを押す。 5)「The specified output folder does not exist. Create it?」に「是」ボタンを押す。 6)「The package has been deliverd successfully」に「確定」ボタンを押す。 7)C:\DRIVERS\W9X\AUDIOフォルダのsetup.exeをダブルクリックで起動する。
5)「Install Driver」を選択する。
6)「Shut Down」ボタンを押すと自動的に終了する。再度電源を入れる。
7)「此向尋捜索下列・・・駆動程序」に「下一歩」ボタン
8)「捜索設?的最新駆動程序」を選択して「下一歩」ボタン
9)「指定位置」だけをチェックして、「閲覧」ボタンを使ってC:\DRIVERS\W9X\AUDIOフォルダを指定し、「下一歩」ボタン
10)「Windows駆動程序捜索設?: Crystal PnP Audio System CODEC」に「下一歩」ボタン
11)「完成」ボタン
12)「請挿入標??Windows98 CD-ROM的磁盆・・・」でWindows98CDを挿入して「確定」ボタンを押す。

【Windows98修正ファイル】

1)http://www.pc.ibm.com/qtechinfo/DSHY-3VQQS6.html
に行き、w98sfdi.exeをダウンロードする。
2)他のコンピュータ上でw98sfdi.exeをダブルクリックで起動する。
3)「Press ENTER to continue」にEnterキーを4回押す。
4)「If you agree, type Y and press ENTER...」にYとENTERを押す
5)「Insert a blank high-density diskette in drive A:」で空のディスケットをAドライブに挿入してENTERを押す。
6)「Press ENTER to continue...」にEnterキーを押す。
7)「Press "Y" to do another copy」にY以外のキーを押す
8)閉じるボタンで閉じる
9)作成したフロッピをThinkPad600に挿入する。
4)フロッピ中の pixx4\apm2apm\apm2apm.reg をダブルクリックする。
5)「是」ボタンを押す。「確定」ボタンを押す。
4)フォルダの中の docksusp\docksusp.reg をダブルクリックする。
5)「是」ボタンを押す。「確定」ボタンを押す。
6)Windowsを再起動する。

【オンスクリーン表示】

1) http://www.pc.ibm.com/qtechinfo/MIGR-4KZQL4.html
に行き、onscrenkx.exeをダウンロードする。
2)ThinkPad600に上記のファイルをコピーする。
3)上記ファイルをダブルクリックで起動する
4)「下一歩」ボタンを2回。
5)「C:\DRIVERS\WIN\ONSCR」と入力された状態(デフォルト)で「完成」ボタン
6)「The specified output folder does not exist. Create it?」に「是」ボタン
7)「The package has been deliverd successfully」に「確定」ボタン
8)C:\DRIVERS\WIN\ONSCR\SETUP.EXEをダブルクリックで起動する
9)「Next」を2回。
10)「Yes, I want to restart my computer now」を選択して「Finish」ボタン。



2002年1月30日作成 home pageへ