一回線のAirH"を複数のパソコンで同時に使いたいとき、WindowsXPのインターネット共有を使うと非常に便利です。webサイトの閲覧はもちろん、メール、チャット、各種ダウンロードなど、ほとんどルーターに近い使い方ができます。どうしてもADSLや光回線が引けない環境では、有力な選択肢になります。 一台のPCにAirH"をセットアップした後で、インターネット共有を設定します。するとこのPCのLAN上のIPアドレスが 192.168.0.1 となって、ルーターとして機能するようになります。クライアントとしてこれに接続する他のPCは、このPCと同じLANに接続するだけで、インターネットを利用することができます。 日本語の方もよくやり方を忘れてしまうので、日本語windowsと中国語Windowsの両方について書いておきます。以下の説明の絵はすべて、日本語版、中国語版と対になっています。 |
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接続ウィザードを起動する。 |
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私のPCの場合「不明な共有が見つかったがこれを使うか?」と聞いてきますが、いまは単独で使っているAirH"を、これから共有接続に設定したいのだから、「使用しない」と答える。 |
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これが目的の設定。このコンピュータはAirH"で直接インターネットに接続している。ネットワークの他のコンピュータはこのコンピュータ経由でインターネットに接続したい。 |
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インターネット接続にはすでにセットアップしてあるAirH"を使う。 |
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LAN上のPCに名前を付けます。そのPCを使う人が固定されている場合は人名の方がわかりやすいかもしれません。 |
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ワークグループ名を適当に付けます。これはファイルやプリンタを共有する複数のPCが仲間であることを示す共通の名前ですから、ファイルを共有するPCでは同じ名前を使用します。 |
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インターネット接続を共有する複数のPCの間で、ファイルとプリンタも共有するかどうか選択します。 |
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以上でこのPCはルーターになりました。これに接続するPCは、TCP/IPの設定を「IPアドレスを自動的に取得する」という一般的な設定で使用することができます。フォルダごとに共有を設定することでファイルを共有することもできます。 |