991212 パソコンの能力を測定



 HEBENCHは、パソコンの能力を計るプログラムです。ベクタに行って、hdben261.lzhをダウンロードしてください。ダウンロードしたものはLHAで圧縮してありますので、解凍して適当なフォルダに入れてください。HDBENCHは複数のファイルで構成されていますが、インストールの必要はなく、ただ同じフォルダに入れてhdbench.exeを実行するだけで、そのパソコンの能力を、項目ごとに測定して表示します。下に、私の手元にある3台のパソコンの測定結果を表にしました。

ALLTextScrollDDReadWriteMemory
K6-2-3001203518797232471659197209397165148721964111743
Pen12029646815718921657441302113262128646653
486-66209817962733872165182360101378691807
486-100216327914984104918818136076873922763

   浮,整 CPUの能力(浮動小数点演算,整数演算)
   矩,円,Text,Scroll,DD ビデオの能力
   Read,Write HDDの速度
   Memory メモリーの速度

 K6-2-300はK6-2の300MHzのAT互換機。現在の市販パソコンの最低ランクに相当しますが、ソフトウェアMIDI音源などストレス無く使用できます。

 Pen120は、ノートPC-9821Na12のペンティアム120MHz。ソフトウェアMIDI音源は使用できますが頻繁にひっかかってイライラします。あまり重くないアプリケーションには実用できます。現在、汎用できる最低限の性能だと思います。PC-9821Xa7のペンティアム90MHzも同じクラス。

 486-66は、486DX2-66MHzのPC-9801BX3。Windowsを実用的に動かすことは無理ですが、メールだけなどと用途を限定すれば、使い道を見つけることもできます。HDDの読み出しが突出して速いのでALLの値が実感より高く出ています。

 486-100は、上のCPUを100MHzのDX4-ODPに換えたもの。クロックが上がった分、使いやすそうに思えますが、実際にはなぜかHDDが遅くなることによって体感性能が落ちます。使った感じでは、66MHzの方が速いのです。

 あなたのパソコンのHDBENCHは?



1999年12月12日作成 home pageへ