991226 RealPlayerG2のストリーム再生



 Sと深夜映画のエンド・オブ・デイズを見た後、喫茶店での雑談の中で、以下の話が出た。そのとき私には、ストリーム再生のファイルをローカルディスクに保存する方法がわからなかったので、「自分のホームページにストリーム再生でないリンクを書けば、できる」と答えたのですが、うちに帰ってから試したところ、もっとずっと簡単に出来ることが分かった。このホームページを見てくれて(聞いてくれて)いる人には、有益な情報かと思います。以下。

 普通、InternetExplorerを使って何かのファイルを再生するときは、そのファイルを全部ダウンロードした後で、メディアプレイヤーなどファイルを実行するアプリケーションが立ち上がって、再生されます。大きな音声ファイルの場合、ダウンロードのために1分も待たされた後で、1分間の音声を聞かされる、などということが起きます。これではおもしろくないので、ダウンロードする端から再生するという方法が、ストリーム再生です。ストリーム再生では、どんなに長い音声ファイルでも、リンクをクリックした数秒後には再生が始まります。私が知る限りでは、ストリーム再生の機能を持っているのは、RealPlayerG2だけのようです。

 このように便利なストリーム再生ですが、不便な面もあります。ストリーム再生の音声ファイルは、オフラインで再生することができません。InternetExplorerのインターネット一時ファイルに、音声ファイル本体が保存されないからです。

 というわけで、以下は、RealPlayerG2のストリーム再生のファイルをダウンロードしてオフラインで再生する方法です。

 まず、目的のリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」します。拡張子ramのテキストファイルが保存されるはずです。これをメモ帳などで開くと、内容は音声ファイル本体(拡張子rm)の所在地になっています。InternetExplorer5のメニューバーの「ファイル」の「開く」で、この所在地を指定します。ダウンロードが始まり、すべてがダウンロードされた後、RealPlayerG2が立ち上がって再生されます。しかるのち、InternetExplorerの「ツール」の「インターネットオプション」の「全般」タブの「インターネット一時ファイル」の「設定」ボタンを押し、さらに「ファイルの表示」ボタンを押せば、ダウンロードされたファイルを見つけることができます。ここにあるファイルは将来自動的に消されるので、保存したい場合はここから他のフォルダーにコピーします。

 MIDIファイルなど、ストリーム再生でないファイルをローカルディスクに保存する方法も、上を参考にしてください。つまり、上の「しかるのち」以降です。画像ファイル等も同様です。


1999年12月26日作成 home pageへ