000217 ひげそり




血まみれ

 今日、ひげを剃ったら、こんな顔になった。

 貝印カミソリが粗悪品だと言うことは、以前から知っていた。いつもはシックかジレットの使い捨てカミソリで剃っている。昔はウィルキンソンの両刃を使っていた。いずれもちゃんと剃れる。貝印が剃れないことは、昔から分かっていた。これを読んでいる男の中に貝印愛用者は居ないはずだ。そんな人は緩慢な出血多量でとっくに死んでいると思う。しかし、国産の良い物を見つけたい、と言う気持ちが強い。正宗の国じゃないか。

左貝印、右シック

 コンビニで、新しい貝印を見つけた。写真左。シックやジレットと同じ仕掛けの2枚刃で、従来のようにびんぼ臭いものではありません。前々から、国産のカミソリの良い物を見つけたいと思っていたので、試しに買ってみた。同時にいつも使っているシックの使い捨ても買った。写真右。値段は、シックは新発売記念で現在4本入りだが、基本的にはどちらも3本入りで売価270円。

 で、その結果が冒頭の写真になるわけです。今の日本人には、カミソリの製造は無理なんだろうか?

 もう一題、電気カミソリに関する愚痴。何年も使ったブラウンの網刃が壊れてしまい、ニッケル水素電池も馬鹿になったので、電気屋に電気カミソリを見に行った。ブラウンは調子よく剃れるが、日立のロータリー式とか、他の方式にも興味がある。ところが店頭で見ると、日本製の電気カミソリは、相変わらずニカド電池なんだな。ブラウンは何年も前からニカド電池の使用をやめてしまってるんだが。結局、日立製作所とかの善というものは、法律を守るというレベルから一歩も踏み出さないものなんだな。ニカド電池を法律で禁止すれば、日立製作所でも子孫の健康を脅かさない立派な製品を作れるに違いない。

 僕が考えるのはこういうことだ。もし日立のロータリーシェーバーをドイツの電気店でブラウンの隣に並べたら、ニカド電池を使ってるという一点において、さぞガラクタに見えるだろう。

 ひげ剃りについて、楽しい話題を一つ。シェービングジェルというのはとても良い。以前は、私がひげを剃るには、熱いタオルで蒸らすぐらいでは不足で、入浴時の最後に剃るしかなかった。顔を濡らしてシェービングクリームを使うだけでは、カミソリに何を使っても、前ページの写真のように血まみれになったんだな。ところが、シェービングジェルというのは実によく剃れる。顔を濡らさずにいきなりジェルをつけて剃れるんです。

シェービングジェル

 いくつか試しました。左から、
・サクセス薬用シェービングジェルa
   ジェルと言うより乳液 よく剃れる
・サクセス薬用シェービングジェルb
   青いジェル よく剃れる
・ウーノ ホットシェービングジェル
   透明な粘液 グリセリンらしい まったく効果がない
・シック クイックジェル
   これは空き瓶で中身はサクセスbと同じ よく剃れる
・ジレット シェービングジェル
   実際はシェービングクリーム 悪くない


2000年2月17日作成 home pageへ