食事をしながらこれを読んでるみなさんこんばんは。今日はうんこがたくさん出るお粥を紹介します。牛乳以外は長期間保存できる材料で、朝食準備の所要時間は茶の用意とインスタントスープを含めて10分以内です。 私はつい数年前まで、毎日うんこをしたことがありませんでした。4年前におふくろが病気になって、それから大正4年生まれのおやじの朝飯を私が作ることになったんですが、老衰のため昼食や夕食を欠食することが多くなって、それでは朝もうちょっと栄養を取ろうということで始めたのがこの朝食です。腸がたいへん活発になっていいですよ。 ようするにオートミールのお粥ですが、オートミールだけでは味が無いので、少し甘酸っぱいシリアルのフルーツグラノーラで味と栄養を追加しています。初めはいろんなシリアルを試したのですが、ほかの商品は甘すぎるものが多いのでこれに落ち着きました。非常に薄味なので現在4年食べ続けていますが特に飽きません。 また、私は午前中に牛乳を飲むと暖めたものでも猛烈に腹を壊すという日本人体質ですが、この粥の牛乳では一度も問題がありません。 以下、二食分のお粥を作ります。私の出張中は介護ヘルパーがこの半分の量で作ってくれています。 |
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オートミール | 120cc (37g) |
フルーツグラノーラ | 100cc (29g) |
牛乳 | 260cc |
一食分作る場合はこの半分。 |
私にとっては、オートミール120ccというと間違えようが無いのですが、介護ヘルパーの10人に1人くらいは、「オートミールは麦ですから」などと言って麦120gの目盛りで計ってしまいます。当たり前のことですが体積というのは、パチンコ玉120ccでも、水120ccでも、オートミール120ccでも、目盛りは同じです。 |
フルーツグラノーラは体積では計りにくいですが、もちろん常識的に処理してください。 |
これに牛乳260ccを加えて、とろ火で暖めます。牛乳を切らしているときは水を使ってもよいです。スプーンなどでかき混ぜる必要は無いので、最初になべをぐるぐる揺すってオートミールが牛乳によく漬かるようにするだけで十分です。 |
火が強いと、牛乳が沸騰してもオートミールが硬いままなので、消えない限りの小さな火で暖めます。お粥を温めている間に、私は、おやじの茶の準備をして、インスタントスープを作ります。これらの準備ができたころにはお粥も出来上がっています。牛乳が煮立ちはじめたところで火を止めます。毎朝、台所に入ってごみを出し、おやじに朝食を出して、私自身の朝食を持って台所を出るまで、10分で収まっています。 |
出来上がりをすぐ食べると、牛乳の中にぎしぎしと固めのオートミールが入っています。私はこの状態で食べてしまいますが、やわらかいものがいい人は、少し放置するとさらに牛乳を吸ってやわらかくなります。 オートミールはスーパーになかなか置いていないので、通信販売で10箱ずつ買うのがいいです。費用ですが、フルーツグラノーラは230gx10箱(158食分)で3339円、オートミールは300gx10箱(162食分)で3670円でした(送料込み)。牛乳は1リットル(7食分)175円とすると一食あたりの材料合計は69円になります。 一食分の栄養価は、各食品の表示から計算すると、 |
エネルギー | 224.2kcal |
タンパク質 | 7.8g |
脂質 | 9.0g |
糖質(炭水化物) | 26.1g |
食物繊維 | 3.25g |
ナトリウム | 82.8mg |
カルシウム | 157.1mg |
鉄 | 2.3mg |
カリウム | 38.9mg |
リン | 29.6mg |
ビタミンB1 | 0.023mg |
ビタミンB2 | 0.006mg |
ナイアシン | 0.46mg |
となります。 『「食物繊維によって重症の便秘が軽減する事は少ない」』だそうで、オートミールを食べてうんこがたくさん出るのは食物繊維以外の理由によるようです。
2009年2月11日追記:現在は上記のような面倒な作り方をしていません。コーヒーカップにオートミールを半分、フルーツグラノーラを半分入れて牛乳を満たし、電子レンジで1分加熱。以上で出来上がりです。暖めた直後は噛むとギシギシしますが、時間をおけば軟らかくなります。 |
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