では、この端子を使ってテープレコーダを制御する方法をご紹介しましょう。テープレコーダのACアダプタに2.5mmのピンジャックを取り付けます。材料は、使用するテープレコーダに適合するACアダプタと2.5mmのミニジャックです。ハンダ付け作業が必要です。 |
ACアダプタ。ここでは3Vのテープレコーダを使いましたが、実は電圧が低すぎて、電池切れのランプが付くことがあります。この方法に使用するテープレコーダは4.5V以上のものがよろしいです。理由は、伝録のリモートコントロール回路での電圧ロスが0.8V程度有るためです。 |
2.5mm中継型ミニジャックです。これをACアダプタのコードの途中に取り付けます。 では、改造してみましょう。これはあくまでも例として紹介するのですから、みなさんが実施された際の結果について責任を負うことは出来ませんのであしからず。 |
ACアダプタのコードを中程で切り、被覆を剥きます。 |
切った線を束ねて2.5mmプラグのハウジングに通します。片方の線を、切断前と同じようにハンダで接続します。この例ではシールド線なので、シールド同士を接続しています。 |
ハンダ付けした線が他方の線と接触すると事故になりますので、熱収縮チューブで絶縁します。 |
2.5mmピンジャックをハンダ付け。中央の端子が+になるように取り付けます。 改造ACアダプタが完成しました。 |
この2.5mmミニジャックに伝録のリモート端子をつなぐと、自動的に、受話器を上げたときに録音、受話器を下ろすと停止、となります。 前へ |
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